赤い羽根共同募金運動とは?

赤い羽根共同募金運動とは、民間社会福祉事業の財源確保のために、毎年10月1日から3月31日までに行われる国民たすけあい運動です。

共同募金は、戦後間もない昭和22(1947)年に、市民が主体の民間運動として始まりました。沖縄県では、全国より1年遅れの、昭和23(1946)年より募金運動が始まりました。

当初、戦後復興の一助として、被災した福祉施設を中心に支援が行われ、その後、法律(現在の「社会福祉法」)に基づき、地域福祉の推進のために活用されてきました。

社会の変化のなか、共同募金は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として、取り組まれています。

期間:10月1日～3月31日(6ヶ月)

スローガン:『じぶんの町を良くするしくみ』

募金活動の種類

職域募金	市内の官公署や会社で働く職員を対象に運動を展開します。
大口募金	法人・事業所を単位とするほか、個人篤家あて運動を展開します。
戸別募金	市内の自治会(班長さんなど)を通して、各世帯単位で運動を展開します。
学童募金	市内の小中学校の児童生徒を対象とします。 ※ただし、この募金活動は福教育の一環として行なわれるため、募金の目標額は設定していません。
街頭募金	共同募金活動の広報活動の一環として、募金運動の始まり(10月1日)から約1週間程度街頭で行われるもので、赤い羽根募金の「風物詩」的な催しです。
イベント募金	チャリティーコンサートやバザー、スポーツ大会などのイベント活動での運動です。
その他	店頭での募金箱設置など。

募金種別	募金合計(円)	目標額(円)	達成率
戸別募金	4,561,480	5,400,000	84.5%
職域募金	1,774,194	2,634,000	67.4%
街頭募金	647,665	777,000	83.4%
学童募金	985,881	福祉教育の一環で進めており目標額を設定していません。
法人募金	1,976,250	3,050,000	64.8%
個人・その他・募金箱	1,675,388	1,810,000	92.6%
イベント募金	–	–	–
合計	11,620,858	13,671,000	85.0%

募金種別	募金合計(円)	目標額(円)	達成率
戸別募金	4,795,518	6,000,000	79.9%
職域募金	1,549,609	2,884,000	53.7%
街頭募金	606,236	850,000	71.3%
学童募金	1,013,917	福祉教育の一環で進めており目標額を設定していません。
法人募金	2,203,251	3,200,000	68.9%
個人・その他・募金箱	1,717,713	1,810,000	94.9%
合計	11,886,244	14,744,000	80.6%

過去3年間の配分情報は、中央共同募金会の「赤い羽根データーベースはねっと」から沖縄市共同募金委員会「赤い羽根共同募金会」の募金のつかいみちのページを参照してください。

令和元年度沖縄市では、11,620,858円の募金が寄せられました。令和元年度の募金は、次年度(令和2年度)の事業に計画的に使われます。募金金額のおよそ半分、5,925,858円については沖縄市社会福祉協議会に配分され、さまざまな地域福祉活動の推進のため運用されました。

また、市町村の中で解決できない課題などについては、その一部が都道府県内の活動に活かされます5,695,000円は沖縄県共同募金会を通じて、県内全域の福祉施設の設備費や各種福祉推進事業費に充てられました。

令和元年度の募金は下記の通り令和2年度地域福祉活動費に使われました。

広域配分:県内福祉施設整備や県内福祉推進事業費	5,695,000
福祉団体助成費:ボランティア団体等	2,942,500
福祉まつり	950,000
広報啓発活動:社協だより発刊等	740,000
老人福祉事業:友愛訪問活動や老人クラブ事業	294,500
自治会地域福祉活動費	488,000
社会福祉大会	300,000
児童福祉事業:こども未来応援事業、児童福祉週間ポスター	40,000
障がい福祉事業:手をつなぐ育成会活動	285,000
母子福祉事業:母と子のふれあいビーチパーティー	150,000
小地域見守りネットワーク事業	15,000
募金合計額	11,620,858